多焦点レンズ「Clareon Vivity」の乱視用が出ました。
望月眼科でも取り扱っている選定療養対象の多焦点レンズ「ビビティ」について、この度、乱視用が登場しました。
ビビティはAlcon社が販売する波面制御型レンズです。
独自の「X-WAVEテクノロジー」によって設計されており、光のロスがほとんどない構造を実現しています。そのため、遠方から中間距離にかけて、連続的かつ自然な見え方を可能にし、従来の多焦点レンズよりも日常生活において快適な視界が得られると期待されています。
例えば、遠くの標識や信号、テレビなどに加え、車のメーターやナビゲーション画面、パソコン、
料理中の手元なども、眼鏡をかけ外しすることなく見ることができるでしょう。
さらに、レストランのメニューなど近くのものも、ある程度は裸眼で見ることができるとされています(ただし、新聞や本、スマートフォンなど細かい文字を見る際には眼鏡が必要になることがあります)。
また、コントラスト感度も単焦点レンズと同等とされており、くっきりとした鮮明な視界が期待できます。ハロー(光のにじみ)やグレア(まぶしさ)といった夜間特有の光の違和感も最小限に抑えられており、夜間運転をされる方にとっても安心してお使いいただけるレンズです。
望月眼科では以前からビビティを取り扱ってきました。
この度、ビビティの乱視用レンズが発売となったことで、より多くの方に快適な見え方のご提案ができるのではないかと期待しています。