白内障治療

白内障治療

その症状、白内障かもしれません

  • かすんだり、ぼやけて見える
  • 片眼で二重、三重に見える
  • 色が鮮やかではない
  • 明るい場所でまぶしい
  • 距離感がつかめず、つまずきやすい
  • 対向車のヘッドライトがまぶしい

症状

正常な見え方
白内障の見え方

白内障とは

どんなカメラでも、レンズが濁るときれいな写真が取れません。
人の眼でも、レンズ(水晶体)が濁ると見えにくくなります。これが白内障です。

正常な見え方
縮瞳
白内障の見え方
散瞳

原因

白内障の原因には、以下のようなものがあります。

  • 加齢
  • アトピー
  • 外傷
  • 糖尿病
  • 薬剤(ステロイドなど)
  • 紫外線

検査

細隙灯顕微鏡 900BQLED

細隙灯顕微鏡 900BQLED

(HAAG社)

前眼部OCT CASIA2

前眼部OCT CASIA2

(トーメーコーポレーション)

光学式眼軸長測定器 アルゴス

光学式眼軸長測定器 アルゴス

(日本アルコン株式会社)

白内障手術ガイドシステム VERION

白内障手術ガイドシステム VERION

(アルコン社)

白内障の手術方法について

目に小さく切開を入れます

白内障手術は、まず角膜(黒目)の上方に約2mm幅の切開を入れ、そこから超音波を発振する器具などを挿入します。この時にできる傷口は、術後“上まぶた”に覆われるためほとんど目立たず、感染予防の観点からも有利です。

手術ステップ1

濁った水晶体を取り除きます

水晶体はうすい透明なふくろ(水晶体嚢)に包まれている組織ですが、そのふくろの前面を円盤状に切り抜いて、中身(水晶体)を吸い出し取り除きます。 ふくろ(水晶体嚢)は残した状態で、人工の眼内レンズをそのふくろ(水晶体嚢)の中に入れます。

手術ステップ2

眼内レンズを挿入します

白内障の程度や病状によっても異なりますが、点眼薬麻酔による約10分の手術です。進行した白内障の手術は難しく、時間も長くなりがちです。また、ほかの手術方法が選択される場合もあります。

手術ステップ3

眼内レンズの種類

単焦点眼内レンズと多焦点レンズの比較

手術+レンズ代 診察・検査・お薬など
保険診療(単焦点) 保険 保険
選定療養(多焦点) 手術費用:保険
レンズ代:自己負担
保険
自由診療(多焦点) 自己負担 自己負担
(術後6か月検診まで)

単焦点眼内レンズと多焦点レンズの機能比較

単焦点レンズ 多焦点レンズ
見え方 「遠く」または「近く」のどちらか一方がよく見える 「遠く」と「近く」の両方がある程度よく見える
メガネ 必要 あまり必要ではない
保険 保険適応 自由診療・選定療養
料金(片眼) 1割負担 16,000円程度
2割負担 32,000円程度
3割負担 48,000円程度
選定療養:約25万~38万円+手術費用
自由診療:約66万~82万円
適している方 ・ハッキリ見たい方(細かい仕事をされる方)
・その他の眼疾患がある方
・見え方の鮮明さより、便利さを優先したい方
・老眼で悩んでいる方
・近視が強く、常に眼鏡を装用している方
・眼鏡を煩わしいと思っている方

単焦点レンズ(保険適応)

遠方・中間・近方などのうち、どこか1か所に焦点が合う眼内レンズです。 ピントの位置は、患者様のライフスタイルや価値観に合わせてご相談の上、決定します。 一部の特殊な単焦点レンズには、遠くから中間距離まで見えるものもあります。(テクニス アイハンス、レンティスコンフォートなど)

多焦点レンズ(選定療養)

遠くだけではなく、中間距離や近くにもピントが合う眼内レンズです。 ピントの位置は、遠近や遠中近、遠方から中間にかけてなど、レンズの種類によって異なります。 レンズの費用は自費ですが、手術費用は保険適応です。

多焦点レンズについて詳しく

多焦点レンズ(自由診療)

遠くだけではなく、中間距離や近くにもピントが合う眼内レンズです。 ピントの位置は、遠近や遠中近、遠方から中間にかけてなど、レンズの種類によって異なります。 レンズの費用、手術費用、手術前後の検診費用が自費となります。

自由診療について詳しく

浄水通り院が白内障治療で
選ばれる5つの理由

最適な見え方の提案

Point 1 最適な見え方の提案

術後の見え方のご希望は、人によって様々です。運転やスポーツをするなど遠くを重視される方、家の中で過ごすことが多く中間距離をよく見る方、もともと近視のため眼鏡をかけるのに抵抗はないが手元をしっかり見たい方など、その方のライフスタイルや価値観によって千差万別です。

その方にとって、どんな見え方が最適かは、よくお話しないと分かりません。当院では手術を執刀する院長が、患者様と直接お話して術後の見え方をご提案することにこだわっています。

多彩な医療機器

Point 2 多彩な医療機器

手術前に、複数の医療機器を用いて検査します。そのデータを収集解析した後、眼内レンズの度数を決定します。また、他の眼疾患がないかをチェックし、白内障以外の病気を合併している場合は、他の手術(緑内障、網膜疾患など)も同時に行います。

術後の視力低下にも対応

Point 3 術後の視力低下にも対応

当院では、白内障術後の視力低下や、見え方の左右差による違和感がある場合は、エキシマレーザー使用の屈折矯正手術(レーシック)で裸眼視力を改善できます。

特に、多焦点レンズは術後の屈折誤差(乱視や近視など)が裸眼視力に影響するため、レーシックは多焦点レンズ術後に有用な治療です。多焦点レンズの視力不良例にも対応できる場合があります。

合併症についても当院で対処

Point 4 合併症についても当院で対処

白内障手術では、出血や感染症、網膜剥離などの重篤な合併症が起こる可能性は極めて稀ですが、万が一、合併症が生じた場合でも、望月眼科では眼科的合併症に、自院で迅速に対応できる体制を整えています。

豊富な多焦点レンズ

Point 5 豊富な多焦点レンズ

院長は、遠中近3焦点レンズ、5焦点レンズ、焦点拡張型(EDOF)など多種の多焦点眼内レンズの豊富な使用経験があります。選定療養対応の多焦点レンズはもちろん、自由診療の多焦点レンズにも対応しています。

多焦点眼内レンズについて詳しく

診察・手術の流れ

01

診察・手術予約

院内滞在予定 約1時間
02

術前検査

院内滞在予定 約2時間
03

手術前の点眼

ご自宅で、手術の3日前から抗菌剤の目薬を1種類点眼していただきます。
04

手術当日

院内滞在予定 約2時間

望月眼科 浄水通り院では、眼科手術全般に力を入れています。今までの知識や経験を活かし、また選び抜いた機器や多種の眼内レンズなどをそろえ、患者さまお一人おひとりに最適なご提案ができればと考えております。

医学的なことはもちろん、患者さまが安心してお過ごしいただける環境づくりも重視しています。日々丁寧な診療を心に留めながら患者さまとの対話を大切にし、気軽にご相談頂ける雰囲気作りを心掛けております。私はもちろん、他の医師やスタッフにもそのように指導しております。皆様が浄水通り院で相談してよかったと感じていただけますと幸いです。

PAGE TOP