流涙症についてのよくある質問
手術しないといけないのですか?
5歳をこえると自然治癒の可能性が低くなるので、症状により手術を検討します。担当医にご相談ください。
子どものさかさまつ毛は自然に治りますか?
乳児期は顔面がふっくらしているため、睫毛が盛り上がって、目の表面に当たることが多いですが、成長とともに顔面がすっきりして、2歳ころまでに自然に軽くなったり、治ることもあります。
手術の後遺症はありますか。
術後しばらくまぶたが腫れたり、あおたんになったりしますが、徐々に目立たなくなります。また、まれに再発することがあります。
手術をしないといけないですか?
少数であれば、睫毛を抜くだけでも構いません。多数ある場合、必須ではありませんが手術をおすすめ致します。
チューブが抜けることがありますか?
チューブは目頭の涙点から鼻の奥の鼻涙管開口部というところに置いているだけなので、目頭のチューブを引っ張ったりするとチューブが抜けてしまうことがありますが、自然に抜ける方は滅多にいらっしゃいません。
再発することはありますか?
これも同様、再発しやすいタイプもあり、再発の場合に再度同様の手術で行うか、骨を削る別の術式(DCR)を行うか、このまま経過を見るかという選択肢となります。個々に応じてアドバイス致します。
手術後目が腫れますか?
目の腫れは多少起こります。皮下出血が目立つこともあります。
涙道内視鏡手術(涙管チューブ挿入術)は痛いですか?
これも同様、閉塞が強ければ通す時に痛みが出ることがあります。痛い場合は無理せず手術を中断します。
涙道内視鏡手術(涙管チューブ挿入術)をしたら必ず涙は止まりますか?
涙管がどのくらい閉塞しているか、どこが閉塞しているかによります。90%の確率で治るものもあれば50%くらいしか治らないものもあります。