ドライアイについてのよくある質問
ドライアイを放っておくとどうなりますか。
一般的にドライアイは、失明するような重症な病気ではありません。しかし、眩しい、見えにくい、ショボショボするといった症状で生活の質を低下させることがあります。また、ドライアイによる慢性的な角膜のキズは、感染症や濁りの原因になることがあります。
涙が出るのにドライアイと診断されました。どうしてですか。
ドライアイは、涙の分泌量が少ないタイプと涙の質が低下するタイプがあります。涙の質が低下するタイプは、涙の量が足りているにもかかわらず、涙の成分のバランスが悪く、すぐに蒸発し眼の表面が乾燥します。このタイプのドライアイも点眼薬で治療します。
一度に何滴も点眼した方が、ドライアイに効くのですか?
瞼の中にためておける涙の量は30μlと言われています。一方目薬1滴は50μlです。点眼1滴だけで、瞼の中は限界を超えて、あふれてきますので、点眼は1回に1滴入れば十分です。