新しい多焦点レンズVivity(ビビティ)の取扱を開始しました。
（多焦点レンズについて詳しくは多焦点眼内レンズ（老眼・老視治療）をご参照ください）

多焦点眼内レンズVivity(ビビティ)の特徴

アルコン社の焦点深度拡張型レンズVivity(ビビティ)は、2023年に厚生労働省の認可を受け、日本国内でもご利用いただけるようになりました。このレンズは、独自のX-WAVEテクノロジーを活用した設計により、光学的ロスをほとんど排除しました。遠くから中間距離まで、継続的に視界を改善することが可能であり、他の多焦点レンズに比べても自然な見え方が期待できます。

遠くから中間距離まで、裸眼で見える

このレンズは、遠くの標識や信号、中間距離の車のメーターやナビ、パソコン画面、調理中の手元、そして近くのレストランのメニューなど、様々なシーンで裸眼で見えやすくなります。（ただし、新聞や本、スマートフォンなどの細かい文字を読む際は眼鏡が必要です）

リビングでの見え方イメージ（単焦点）

リビングでの見え方イメージ（焦点深度拡張型自然レンズ：Vivity）

コントラスト感度も単焦点レンズと同等

このレンズは、単焦点レンズと同等のコントラスト感度を持っており、くっきりとした視界を提供します。ハローやグレアも最小限に抑えられているため、夜間の光のぎらつきなども少なく、夜間の運転をされる方にも便利な選択肢となるでしょう。

グレアハローイメージ（2焦点）

グレアハローイメージ（焦点深度拡張型自然レンズ：Vivity）

自然な視界と快適な視覚体験を求める方に、この多焦点レンズが適しているかもしれません。
尚、眼内レンズが適するかどうかは目の形や状態によっても異なります。詳細なご説明やご相談を希望される場合は、一度ご来院いただければと存じます