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手術の時、緊張しますよね [低濃度笑気ガス麻酔]

こんにちは、看護師の吉田です。
私は主に手術関係の業務を担当しています。望月眼科では白内障手術をはじめ、硝子体手術、緑内障手術、レーシック、ICL、ものもらいの切開などを日帰りで行っています。
1日に10名以上の方が手術を受けられる日もあるのですが、ときどき手術待合室でこんな声を耳にします。

「私、病院に来るといつも血圧が上がってしまうんですよ」
「手術なんて初めてだから、なんとなく怖いかな」
「昨日までは平気だったんだけれど、いよいよ手術と思うと緊張するね」

どんな方でも手術に臨むときには多少緊張したり、不安を感じられる事と思います。
特に不安感や緊張感が強い場合には、リラックスできるように笑気ガスを使用することもあります。
笑気ガスというのは、窒素や酸素を混ぜた麻酔用のガスです。
このガスを吸うとフワフワした気分になり、緊張がほぐれてリラックスできます。手術に対する不安を和らげたり、痛みを感じにくくする効果が期待出来ます。
ガスを吸うのをやめれば短時間で効果が切れるので、手術が終わってお帰りになる頃にはスッキリとした意識に戻ります。
手術の時に笑気ガスを吸う場合には、このような流れになります。
①手術用の椅子に座り、鼻にチューブをつけていただきます。
②しっかりと鼻呼吸をしてください。
③数分程度でリラックスした気分になります。会話などはできる状態です。
④手術が終わったら、一人がけのソファ席で5分程度休憩していただきます。
⑤体調に問題なければ、受付前の待合室に移動していただき、お会計となります。

ご本人様にとって大切な目の治療ですので、少しでも不安や緊張が除かれた状態で、安心して手術を受けていただきたいと思っています。
気にかかることなどございましたら、お気軽にスタッフにお声かけください。
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