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コントラスト感度検査機器を導入しました
こんにちは。望月眼科で検査を担当しております、視能訓練士の加川です。
今回、6月に新しく入った検査機器【コントラスト感度測定器 CGT-2000】についてご紹介いたします。
この機械では、いろいろな大きさの【もの】の濃淡がどの程度まで分かるか
また、眩しさによる見えにくさの程度を検査します。
コントラスト感度を測定することで、白内障の影響や屈折矯正手術後の見え方等、通常の視力検査だけでは説明しづらい見え方の評価に役立てることが出来ます。
白内障とは、カメラでいうレンズの部分にあたる水晶体が濁ることで、【見えにくさ】【かすみ】【眩しさ】などの症状が出る病気です。
左:正常な状態 / 右:識別する能力が低下している状態
左:正常な状態 / 右:眩しさにより見えにくい状態
白内障があるとコントラスト感度が低下すると言われています。
そのため、視力検査の結果だけでなくコントラスト感度の検査結果などをもとに、白内障の手術の適応の有無や白内障の手術前後の見え方のご説明に役立てることが出来ます。
白内障手術の術前、術後のコントラスト感度の結果です。術後のコントラストの値が良くなっています
【見えにくさ】の原因は様々です。
患者様の見え方の質を詳しく把握し、より的確な診断が行えるよう、検査員一同頑張ります。
何かご質問等ありましたら、お気軽にご相談ください。