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学校検診で色覚異常と言われたら  ~眼科で行う色覚検査~

半年ごとに行われている学校検診。視力検査をしたり、色覚検査を受けたことを覚えていらっしゃる方もいるでしょう。

色覚検査は、学校では16年ほど前から行われなくなっていました。ですが、自身の色覚について知らないために、進学や就職でトラブルが生じることがあり、数年前からまた学校検診でも実施されるようになってきました。

もし色覚異常の可能性を指摘されたら。眼科では、より詳しい検査を行うことができます。

望月眼科では、色覚異常が考えられる場合、モザイク状の背景に数字が浮かぶ図(石原式検査表)を使って異常の種類を判別したり、パネルを並び替えてグラデーションを作ってもらう検査(パネルD-15)を行って異常の程度を測定します。

検査の結果、色覚異常と診断されても、色覚はその人の特性であり、治療して治すというものではありません。ですが、ご本人や周囲が色覚異常について理解し、色が見分けにくくても対応を工夫することで、問題なく日常生活を送れます。

学校検診では色覚検査をしなかったという方でも、就職するときに色覚検査が必要となる場合もあります。特に航空関連、自衛官、警察などを考えていらっしゃる場合は、事前に募集要項などを注意してご覧ください。

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